（一社）日本ユニバーサルボッチャ連盟主催の第１回ボッチャ ユニバーサル カップが、平成30年8月4日、墨田区総合体育館で開催されます。ボッチャは、重度障がい者を対象としたパラリンピックの正式種目ですが、近年は、子どもから高齢者まで、障がいがあるなしにかかわらず一緒に楽しめるパラスポーツのひとつとして注目されています。今大会は、「誰でも･誰とでもチームを編成」して参加できます。障がい者と健常者が垣根なくいっしょに競技できる大規模なユニバーサルスポーツ競技大会となります。このたび、会場使用料等の運営費をクラウドファンディングで募らせていただくこととなりましたので、どうぞ、ご支援をお願いいたします。
第１回ボッチャユニバーサルカップの大会要項は同連盟HPをご覧ください
何ひとつ正常に機能しない身体であっても、パラリンピックを目指せる
人と競える楽しさと喜びを教えてくれたのが、「ボッチャ」でした。”何ひとつ正常に機能しない身体であっても、パラリンピックを目指せる” ボッチャは、私に大きな夢をもたらしてくれました。競技としてボッチャに取り組む中で、主体性と責任を持つことの大切さと難しさを、身をもって感じました。重度の障がい者がスポーツをすることは、楽しみを持つだけではなく、自立という面でも大きな意味を持っていると感じています。競技を退いてから、さまざまな方々とボッチャをする機械をいただき、あらためてボッチャの魅力を知ることとなりました。ボッチャは数多くあるスポーツの中でも、レクリエーションからパラリンピックまで幅広く、誰もが一緒に楽しみ、勝負できる唯一のスポーツです。今回のボッチャユニバーサルカップは、障がい・年齢・競技歴など、すべての垣根を超えて参加できる今までにない大会です。この大会を通して、多くの方々がボッチャを楽しみ、交流し、相互理解の場となることが期待されます。しなしながら、初めての試みのため資金が不足しています。第1回を成功させ、次につながるものとさせていくために、ご協力いただければ光栄です。よろしくお願いいたします。
ロンドンパラリンピック代表選手/日本ユニバーサルボッチャ連盟理事
秋元妙美